血栓

血栓 血管内や心臓に生じた凝血塊のうち、内腔を閉鎖するものや閉塞せずに血管壁または心臓壁に付着するものを血栓という。フィブリン、血小板が主体の血栓を白色血栓といい、赤血球が多い凝血に近い血栓を赤色血栓といい、白色血栓と赤色血栓が混在しているものを混合血栓と区別される。これ以外の毛細血管に生じる小さな血栓をフィブリン、血栓といい播種性血管内凝固症候群(DIC)でみられる。 血管の血栓形成の発生機序は、ウィルヒョー三徴の条件に対応する。...

虚血と梗塞

虚血 臓器や組織を支配する動脈の狭窄、閉鎖により動脈血が減少した状態。 臓器・組織を支配する動脈の血流低下により、酸素やグルコースなどが不足状態に陥るとミトコンドリアの機能が障害される。 ↓ ミトコンドリアの機能障害によりATPの産生が低下し、生合成や膜ポンプ不全が起こり、細胞は変性、壊死に陥る。虚血により壊死に至るまでの時間は臓器によって異なるが心筋細胞や神経細胞のように多くのエネルギーを必要とする細胞は障害を受けやすい。 ↓ 壊死に陥りやすい  ...